枝log -立秋-


8月7日に二十四節気の「立秋」を迎えました。暦の上では秋のはじまりです。夕方の日没は少しずつ早まり、空や光の色合いに秋の気配を感じるようになってきました。edanowaのInstagramでも、その様子を少しだけご紹介しておりますので、お時間のある際にぜひご覧ください。

さて今回お届けする枝ものですが、室内で過ごす時間が増えるこの季節。少しでも涼やかな気持ちになっていただけるよう、お部屋の中が明るく感じられるような枝ものをご用意しました。

前回もお届けしたタマアジサイは、先日から畑でも花を咲かせ始めました。これから蕾がゆっくりと開花していきます。野バラの実は、夏の季節では爽やかな緑色、これから秋に向かっていくと、少しずつ赤く色づいていきます。

ユーカリやコニファーはリースやスワッグとしての花材の印象が強いのですが、瑞々しい夏の枝ものと相性も良く、涼やかな雰囲気を演出してくれます。

ぜひ自由に組み合わせながら、季節の枝ものをお楽しみいただけたらうれしいです。

立秋の枝もの

花もの

タマアジサイ
蕾が一枚ずつ剥がれている様子です
徐々に開花をしています

ついに開花を始めたタマアジサイ。前回はまだ蕾のお届けでしたが、今回は開花中の枝をお届けします。

水揚げ方法:水切り
水の中で茎の端を数センチ斜めにカットしてください。水が通る管に空気が入ることを防ぐことで水あがりがよくなります。タマアジサイは、他のアジサイのような綿状のものがないため、水切りをしたらそのままいけてみてください。

実もの

野バラ(棘なし)
野バラ(短枝)
野バラ(曲がり)

夏の枝ものとして人気のある野バラ。春に花を咲かせた野バラは、この時期かわいらしいグリーンの実をつけています。

短枝は、そのまま生けていただくだけで素敵な雰囲気になりますし、ドライにするのもおすすめです。
曲がり枝は、切り分けてお使いいただくのもおすすめです。ぜひ、お好みの形や生け方で楽しんでいただけたらうれしいです。
他の枝ものとも相性がよいため、組み合わせによってさまざまな表情をお楽しみいただけます。

※ご自宅に小さなお子様やペットがいる環境の場合は、実を口にしてしまわないよう手の届かない場所に飾るなど、置き場所にご配慮ください。

水揚げ方法:水切り
斜めにカットし、木の皮を少し削るとより水が揚がりやすくなります。太めの枝は十字に割っても良いでしょう。水に浸かる部分の不要な葉や小枝はあらかじめ取り除き、水圧を高めます。

葉もの

ユーカリ4種
アップルボックス
パルブラ
マウンテンスワンプガム
ウェブステリアナ

世界で何百種類もあると言われているユーカリ。今回はアップルボックス、パルブラ、マウンテンスワンプガム、ウェブステリアナの4種類をお届けします。同じユーカリでも葉の大きさや形、色合いは様々。丸葉、細葉、青味を帯びたシルバーがかっているものや赤みのある色味など、それぞれ個性があります。また、リラックス効果がある自然な香りもユーカリの魅力の一つ。枝に触れたり風に乗って優しく立つ香りもご一緒にお楽しみいただけたらと思います。

ユーカリは乾燥に比較的強い枝ものですが、梢(枝の先端)は水が下がり易いので、お好みで枝先をカットするとより長くお楽しみいただけます。

水揚げ方法:水切り

コニファー2種
ブルーアイス
ゴールドライダー

お庭や玄関先などでもよく見かけ、私たちの暮らしの中でも馴染みのあるコニファー。数多くの品種があるコニファーは、明るいグリーンや青みを帯びたもの、深みのあるものなど、色の違いを組み合わせるとより奥行きのある表情を楽しむことができます。実ものや季節の草花と合わせると、コニファーの爽やかなグリーンが他の花材を引き立て、季節感のあるアレンジに仕上がります。今回は、ユーカリ同様数多くの種類があるコニファーの中から、明るい色の2種類をお届けします。

水揚げ方法:水切り
※コニファーは切り口から樹脂(ヤニ)が出てくることがあります。手や花器に付くとベタつくことがあります。切り口を扱う際はご注意ください。

組み合わせ例

一枝で飾るのはもちろん、実ものや葉ものなど異なるものを一緒に組み合わせると季節感あふれるアレンジがお楽しみいただけます。